Lot No. US14590 / UNION SUPPLY “BARBARA KAWAKAMI MODEL” 9.5oz. PALAKA CHECK BLOUSE

TEXT: サンサーフ企画総括・アロハシャツ研究家 中野喜啓 (YOSHIHIRO NAKANO)

ハワイのワークウェアの歴史を築いた「パラカ」という生地は、ハワイに渡った日系移民の歴史を語る上でも欠かせないキーワードと言える。 日本の絣(かすり)に似た格子模様の生地に故郷への思いを馳せ、その生地で仕立てたワークウェアを着用し、過酷な状況を生き抜いて現在の地位を勝ち取った日系移民とその子孫たち。

日系移民の歴史と、その服飾文化の研究における第一人者がハワイに住む「バーバラ・F・カワカミ」という人物。1921年に熊本で生まれ、生後3ヶ月でハワイへと渡り、自身も日系移民としての人生を送ってきた。13歳にしてハワイで最も古い洋裁学校へ入学し、服飾の世界へ。後にハワイ大学で本格的に日系移民の服飾文化を学び、研究を開始。パラカをはじめとしたハワイアンワークウェアへの造詣の深さは、世界随一といえる。

アロハシャツのルーツとも言えるハワイアンワークウェアについての情報交換のため、サンサーフが彼女へコンタクトを取り始めたのが1996年。それから25年近くの時を経た本年をひとつの節目として、彼女が研究し続けてきた膨大な資料を元に、サンサーフが所蔵する最初期のパラカを検証。生地作製の段階からバーバラ氏にアドバイスをいただき、彼女の監修のもとサンサーフが作り上げた「本物」のパラカジャケットである。

 

 

 

 

UNION SUPPLY “BARBARA KAWAKAMI MODEL” PALAKA CHECK BLOUSE

 

 

 

 

SUN SURF

Lot No. US14590 / UNION SUPPLY “BARBARA KAWAKAMI MODEL” PALAKA CHECK BLOUSE

 

PRICE : ¥19,800 (+tax)

SIZE : S, M, L, XL

COLOR : 420) NON WASH, 421) ONE WASH