Lot No. BR15332 / Type M-41 “BUZZ RICKSON CO., INC.”

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)

米陸軍が採用したフィールドジャケットの記念すべき第1作目がM-41である。型紙が制定されたのが1941年であることからM-41と呼ばれているが、正式名称はジャケット・フィールド・O.D.である。コットンのポプリン素材にウールフランネルのライニングを持つM-41は比較的軽量で着丈が短く、動きやすいのが特徴。軍服の中でも比較的ラフなスタイルを持つM-41は、制服に代わる野戦用戦闘服として開発された。フロントジッパーとボタンで閉じる二重構造で、外気の侵入を防ぐと共に、地面へ身体を伏せた時にジッパーを保護する役目を持っている。初期型はフロントのポケットにフラップが付いて、肩にはエポレットが付いていなかったが、この後期型のSpec.20Bはポケットフラップが排除され、エポレットが追加された仕様はM-41の中でも支持されるモデルである。背面にはバイ・スイングというプリーツが設けられ、運動性に優れた機能的なディテールを持つ。このディテールは後継モデルのフィールドジャケット、M-43からM-65まで脈々と受け継がれ、M-41の存在無くしてフィールドジャケットの歴史は語れないのである。

 

 

U.S. ARMY

Type M-41 “BUZZ RICKSON CO., INC.”

 

 

 

 

BUZZ RICKSON’S

Lot No. BR15332 / Type M-41 “BUZZ RICKSON CO., INC.”

 

PRICE : ¥57,200

SIZE : S, M, L, XL, XXL

COLOR : 01) OLIVE DRAB