日本が世界に誇る毛織物産地「尾州」で生産したネイティブ柄のコットンウールブランケット。コットン30番手双糸、緯糸にウールの8番手双糸を使用した二重織りのブランケット生地はヴィンテージのブランケットをもとに糸番手から分析して再現したもの。ウール糸は起毛しやすく保温性に優れた紡毛糸を採用。ヴィンテージのような質感を再現するため、ジャガード機でゆっくりと時間をかけて織り上げている。ウールのジャガード織機は国内でも数台しかないうえ、織機を低速で動かして入るため1日に織り上げられる生地はごくわずか。長年毛織物に携わってきた尾州の職人たちにより、手間暇を惜しまず作られた良質なブランケットに仕上がっている。型はヴィンテージのチマヨベストをベースとしており、縫製部分はサテン生地のパイピング仕様。決まった箇所に出るようマーキング（図入れ）をした手間のかかる裁断・縫製を行っている。フロントにはコンチョボタンを採用。今回はデニムパンツのインディゴブルーと相性が良いベージュカラーを採用した。